ロイター
バッキンガム宮殿は水曜日、エリザベス女王の即位60歳の誕生日を祝う祝賀行事の一環として、英国王室が来年世界旅行に乗り出すと発表した。
王室メンバーは女王が国家元首を務める各地域を訪問するほか、英連邦の他の主要国も訪問する予定だ。
女王自身も3月のロンドンを皮切りに、数カ月かけてイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの各地域を巡る英国歴訪に出発する。
王位継承者であるチャールズ皇太子と妻のカミラ夫人はオーストラリア、カナダ、パプアニューギニア、ニュージーランドを訪問し、息子のウィリアム王子と妻のキャサリン妃はマレーシア、シンガポール、ソロモン諸島、ツバルを訪問する。
ウィリアム王子の弟、ハリー王子はベリーズ、ジャマイカ、バハマに行く予定だ。
女王の即位50周年を記念する主要な祝賀行事は、7月の4日間にわたってテムズ川で船団が行われ、バッキンガム宮殿でコンサートが行われる。
今年初め、1952年2月に父ジョージ6世の死去により王位に就いた85歳の君主は、1000年を超えるイギリスの歴史の中で2番目に長く在位した君主となった。
(マイケル・ホールデン記者)
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