(ロイター) – スペースシャトル・エンタープライズは今週金曜日、ボーイング747に連結されてワシントンからニューヨークへ飛び、ハドソン川に沿って劇的な飛行を行い、自由の女神像を通過し、見物人を喜ばせた。
ジョン・F・ケネディ国際空港へ向かう途中、退役したスペースシャトルは川に沿って低空飛行し、ニューヨークとニュージャージーの住民に航空機の素晴らしい眺めを提供し、この飛行機はニューヨークの博物館に展示される予定だ。
30年を経て、米国は昨年、15カ国が参加する国際宇宙ステーションを1000億ドルで建設した後、スペースシャトル計画を撤退した。彼らは、高さ384キロメートルのステーションの軌道を超えて宇宙飛行士を連れて行く新世代の宇宙船の開発に着手する予定だ。
エンタープライズは午前9時30分頃(現地時間)にワシントン・ダレス国際空港を離陸した。水曜日の天気が良くなかったため、フライトは変更された。
宇宙船は自由の女神像、ハドソン川、ジョージ・ワシントン橋を通過し、宇宙飛行士の衣装を着た学生たちの拍手の中、着陸した。彼女は元のフライトの乗組員からも出迎えられました。
「エンタープライズがここに良い居場所を見つけられることを誇りに思います」と、1970年代後半にエンタープライズの試験飛行を行った最初の乗組員を指揮した退役空軍少将ジョー・エングルは語った。
「ここには素晴らしい機械があるんです」と彼は言った。
「スタートレック」のテレビシリーズや映画でスポックを演じた俳優レナード・ニモイも到着時に立ち会った。彼は、「スタートレック」の船と同じ名前のエンタープライズ号がカリフォルニアで展示されたときのことを思い出した。
「1976年9月に彼らが格納庫からそれを取り出したとき、私はそこにいました」と彼は語った。 「空軍楽隊がスタートレックのテーマを演奏していました。ダ・ダ・ダ・ダ・ダアアア。大好きです。」
エンタープライズ号は、1970年代に大気圏試験飛行に使用されたものの、宇宙での任務には投入されなかった試作船で、ハドソン川をフェリーで渡ってマンハッタンのイントレピッド海洋航空宇宙博物館に展示される予定だ。
1982年から博物館として使用されている空母イントレピッドにクレーンで吊り上げられる予定だ。
(トーマス・ザンビト記者)
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