
(ロイター) オックスフォードのボドリアン図書館に所蔵されているヘブライ語、アラビア語、ラテン語で書かれた60点以上の中世写本が今学期、ニューヨークのユダヤ博物館で展示される予定です。ほとんどの作品は米国に渡ったことがありません。
展覧会「国境を越える:ボドリアン図書館の写本」には、1476 年にスペインで作成され、現存する中世写本の中で最も広範囲に図版が施されたと言われているケニコット聖書が展示されています。

9月14日から9月3日まで開催される展示会には、6世紀後半または7世紀後半に遡るイギリス諸島の最初の2つのラテン語福音書のうちの1つと、休日のイルミネーションが施された最古のユダヤ人の祈祷書であるミカエル・マハゾールも展示されます。 。 2月。
同氏はロイターのキュレーター、クラウディア・ナーソン氏に「(展覧会は)中世、主にヨーロッパの文化の出会いの場としてのヘブライ語書の役割を浮き彫りにしている。ユダヤ人はキリスト教徒やイスラム教徒とともに暮らし、作品の翻訳を通じて文化を伝えていた」と語った。 「ヘブライ語の本は、さまざまな影響の宝庫です。」

最初の作品は 3 世紀に遡り、16 世紀にまで及んでいます。「それは非常に幅広い時代です」とナーソン氏は言う。 「本の形式は、宗教が相互に対話する方法において役割を果たしました。」
展覧会は 3 つのセクションに分かれています。1 つはキリスト教とユダヤ教の始まり、そのつながりと解離。中世の終わり。ボドリアン図書館のヘブライ語コレクションは、1598 年に設立された図書館の初期に遡ります。

ケニコット聖書の場合は、本そのものに加えて、デジタル複製版も見ることができます。
「これは驚くべき写本で、たっぷりと装飾が施されている。光るページが多すぎてどれを見せるか選ぶのが難しいため、デジタル版を用意する予定だ」と学芸員は語った。

もう 1 つのハイライトは、1258 年にドイツで制作され、キリスト教徒によって描かれたミヒャエル マーゾールです。イルミネーションの1つが逆さまになっています。
ボドリアン図書館は、エリザベス 2 世女王の大使であったトーマス ボドリーによって設立されました。当初は 2,500 冊の蔵書から始まり、現在ではボドリアン図書館の構造に統合されている約 40 の図書館の 1 つとなっています。

(パトリシア・リーニーによるレポート)
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